2006年7月14日 イギリス旅行記 4 ■ブリットレイル騒動 [ブライダル]
ロンドンへの移動は、ブリットレイルです。JRみたいなものですね。
これはツアーに含まれていて、私たちはちょっと奮発して、1等車両に乗れるチケットを購入していました。
ロンドンのキングスクロス駅まで、30分ごとに特急電車が出ています。
掲示板を見て、インフォメーションで聞いて、ホームへ移動。2人分の荷物の詰まった大きいサイズのトランクも、ゴロゴロ一緒に移動します。
一等車両に乗りたいので、通りすがりの駅員さんに聞きます。自分はチケットのことはよく分からないから、インフォメーションで聞いてくれ、と言われます。
一等車両の前にいた駅員さんにも、チケットを見せて乗れるか聞いてみたのですが、席がいっぱいで乗れない、と言われます。
不安が胸をよぎります。
シンが、インフォメーションで一等車両の指定席は、チケットセンターへ行くように言われて戻ってきました。
トランク一緒に、また移動。父に借りたこのトランクは、車輪が多少バカになっていて、まっすぐ進まないので、よけい疲れを誘います。
チケットセンターは、みどりの窓口みたいなところです。窓口の女性の話は、私に分からないだけでなく、シンにもよく分かりません。その上、親切でもありません! 分かるように話してくれる気がないんですね。
指定は2時間くらい先でないと取れないそうなのに、最後はホームへ行って空いてる席に乗れ、と言われました。
さっき、ホームで席がいっぱいで乗れない、と言われたのに!
せっかくの1等チケット使えないかも・・・。旅行会社のロンドン窓口に電話をしてみたのですが、こういう時に限って留守電です。(今回の旅行中、2番目に腹のたったこと・笑)
とにかく、空いてる席に乗れと言われたのだから、次の電車のホームへ移動してホームの駅員さんにシンが交渉してみました。
やっと、乗っていいと言われました。
発車2分前に何とか車内へ。ふぅ、と2人で大きなため息をついて、空いていた一等席に座り込んだ時、電車がゆっくりと動き始めました。
つまり、こういうことです。
イギリスのブリットレイルは、指定予約を2時間くらい前には締め切ってしまうみたいです。
そして、予約されている座席に予約済み、という紙がはさまれ、それ以外は自由席になるんですね。
最初の電車では、たぶん、すでに全ての席に人が座っていたのでしょう。
車窓には、イギリスの田園風景が広がっています。牛や馬や羊が、草を食んでいるのが見えます。何度か、うさぎが跳ねていくのも見えました。
ロンドンまで、4時間。
日本のそれぞれの親へ絵葉書を書いて、車窓にもすっかり飽きた頃、やっと私たちは、ハリーポッターで有名な、あのキングスクロス駅へ到着したのでした。
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